「楽天経済圏って入るとお得になる」って言うけど、なんだかまだまだ信じられないなぁ〜。デメリットは無いのか、気になる

こんな方の疑問にお答えして、この記事では「楽天経済圏のデメリットや弱み」について、お話しをしていきたいと思います。
節約やお金を増やすことが大好きな、30代3歳子持ち主婦。
「がんばらないズボラな節約」をモットーに、10年前と比べ、年間100万円以上もの「家計のムダ」を浮かせることに成功。
会社員の頃の友人に「どうやってそんな余裕で生活できているの?」 と聞かれたことから、ブログやYoutubeで発信をはじめる。 「ズボラ主婦でも、頑張らずに貯金を増やせる方法」を発信中。
事業主の顔も持つので、「マーケティング目線」で「世の中のお得」をシェアします^^
もくじ
- 1 実は楽天経済圏を盲信しすぎると「損」してしまうことも…
- 2 楽天経済圏の弱み・デメリット① 楽天ポイントには有効期限がある
- 3 楽天経済圏の弱み・デメリット② 楽天市場でもらえるポイントに上限がある
- 4 楽天経済圏の弱み・デメリット③ エントリーしないともらえないポイントがある
- 5 楽天経済圏の弱み・デメリット④ 「条件」のあるキャンペーンに注意
- 6 楽天経済圏の弱み・デメリット⑤ メールがたくさん来る
- 7 楽天経済圏の弱み・デメリット⑥ Amazonなど、他のサービスのほうが安価で商品を購入できる場合がある
- 8 楽天経済圏の弱み・デメリット⑦ 楽天経済圏は気づかないうちに改悪される場合がある
- 9 楽天経済圏に移行する弱み・デメリットまとめ
実は楽天経済圏を盲信しすぎると「損」してしまうことも…
まず結論からお伝えすると、楽天経済圏は「ズボラ貯金」するには、一旦放置しておいたらポイントがどんどん貯まっていくので、すごくありがたい経済圏ではあるなんですが、
あなたが想像されている通り、実は、「デメリット」だったり「弱み」も結構あったりします(;;)。

楽天経済圏に移行するときに、気をつけておいてほしいデメリットは、ざっくり言うと、7つ。
- 楽天ポイントには有効期限がある
- 楽天市場でもらえるポイントに上限がある
- エントリーしないともらえないポイントがある
- 「条件」のあるキャンペーンに注意
- メールがたくさん来る
- Amazonなど、他のサービスのほうが安価で商品を購入できる場合がある
- 楽天経済圏は気づかないうちに改悪される場合がある
順番に、解説していきますね。

楽天経済圏の弱み・デメリット① 楽天ポイントには有効期限がある
まず一つ目の楽天経済圏デメリット(注意点・弱み)は、「楽天ポイントには、有効期限がある」という事です。
楽天市場でお買い物をして、楽天ポイントをなんとなくもらっているけど、
「知らないうちに、期間限定ポイントがなくなってしまっていた😱」
「期間限定ポイントが、なくなっていることすら気付かなかった😱」
ということは、なかったでしょうか?

「そもそももらえるポイントが、期間限定ポイントなのか、通常ポイントなのか」は、ポイントをもらうときに、確認しておいたほうがいいですね。
では、どんな時に「通常ポイント」ではなく「期間限定ポイント」になるのかというと、例えば、
- 楽天市場の「スーパー DEAL」 などでお買い物した時、
- 楽天トラベルで「期間限定ポイントアップ」を利用した時、
- 「キャンペーンにエントリー」した時
- SPUでポイントアップした時など
こんな時に、ポイントが「期間限定ポイント」となります。
ポイントの有効期限を切らせないために何をすればいいのか?(楽天ポイント(期間限定ポイント)の確認・管理方法)
何かポイントの有効期限を切らせないために、できる事はないの?


楽天の期間限定ポイントを失効させないための方法
-
楽天PointClub(ポイントクラブ)を、週に1回ぐらいはチェックしておく(1秒でチェックできるので、めちゃ簡単です)
- 楽天PointClub(ポイントクラブ)アプリをダウンロードし通知機能を使う(ポイントの獲得の、翌日/失効の前日にお知らせを受け取ることができます)
「期間限定ポイントを管理しきれない」という方は、「楽天ポイントクラブ」をダウンロードして使うのがオススメです。

楽天経済圏の弱み・デメリット② 楽天市場でもらえるポイントに上限がある
楽天経済圏の2つ目のデメリットや弱みとしては、「楽天市場でもらえるポイントには、上限がある」ということです。

注意して欲しい「上限」は2つあります。
それは何かと言うと、
- イベントでもらえるポイントに「上限」がある
- 会員ランクによって、月にもらえるSPUポイント獲得に「上限」がある
ということです。
簡単に解説していきますね。
イベントでもらえるポイントに上限がある
例えば楽天市場で、普段よりお得に買えるイベントに、「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」というものがあります。

「買いまわり」による上限ポイントは、「10000ポイント(7000ポイント)」になるんです。
注意ポイント
2020年までは、「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」とも「上限は10000ポイント」でしたが、2021年の「お買い物マラソン」では、上限が7000ポイントになりました。
このように「上限ポイント数」は、イベントの時々によって、変化する可能性もあるので、注意してください。
「会員ランク」によって、月にもらえる「SPUポイント獲得」に上限がある
そして実は、「会員ランク」によって、月にもらえる「SPUポイント獲得」に上限があるという所も、注意が必要です。
メモ
SPUとは=楽天市場でお買い物をするときに、楽天サービスを使っていたら、自動で優遇ポイントになる制度のこと。
それぞれの楽天会員別に、どれぐらいが、ポイント獲得の上限かと言うと、
SPU会員ランク別獲得ポイント上限
- ダイヤモンド会員:15,000ポイント
- プラチナ会員:12,000ポイント
- ゴールド会員:9,000ポイント
- シルバー会員:7,000ポイント
- その他会員:5,000ポイント

楽天経済圏の弱み・デメリット③ エントリーしないともらえないポイントがある
次に楽天経済圏に移行するときに、気をつけてほしいのが、「エントリーしないと、ポイントがもらえないことがある」ので、注意してください。
例えば、どういうものが「エントリーしないと損になってしまう」のかというと、「楽天サービスに新規で申し込みをする時」などです。
例えば、あなたが楽天モバイルを契約したいと思った時、何も考えずにトップページだけ見て契約すると、実はもったいなくて、
楽天カードを持っているなら、楽天カードの専用ページ(e-navi)の中に、「楽天モバイル契約で2000ポイントキャッシュバックのエントリーページ」などが隠れていたりもします。

関連記事>> 【最新版】楽天モバイルアンリミットを1番お得に契約する裏技・キャンペーンまとめ7連発【9500円ポイント損しないために。紹介コードよりもお得】
新しく楽天サービスを使う時は、隠れてるエントリーページがないかどうか、隅々まで調べてから申し込んだ方が、よりお得に楽天サービスを使い始められますよ。

楽天経済圏の弱み・デメリット④ 「条件」のあるキャンペーンに注意
楽天経済圏の弱み・デメリット4つ目としては、 「条件のあるキャンペーンに注意」ということです。
ではどういう「条件」に、注意をしたら良いのかと言うと、注意点は2つああります。
- 条件を達成しないと、ポイントがもらえない、
- ポイントのつけ忘れがたまにあるので、どのキャンペーンにエントリーしたかはしっかり覚えておいた方がいい
ということです。
簡単に解説していきますね。
条件を達成しないと、楽天ポイントがもらえない
「条件のあるキャンペーン」は「条件を達成しないと、楽天ポイントがもらえない」ので、注意が必要です。
「条件 のあるキャンペーン」とは、どんなキャンペーンかと言うと、例えば[st_af name="rakutencard1"]の申し込みキャンペーン、などがあります。

実は、「楽天カードにただただ申し込めば、自動的に5000ポイント」もらえるわけではないんですよ。
実は、5000ポイントもらえるには条件があって、(下の注意事項をよく読めば書いてあるのですが)
- 新規入会特典で2000ポイント(これは条件なくもらえる通常ポイントです)
- 「カード利用期限までに1円以上1回以上カードを使ったら、また、口座振替設定をちゃんとしていたら」3000ポイント
という条件がついているんです。
例えばこの場合、「ポイント目的」で楽天カードを申し込んで、「特典の条件」などをよく読んでおらず、「そのまま放置して、楽天カードを全く使わなかったら、
3000ポイント分は、もらえない」ということになってしまいます。


ポイントのつけ忘れがたまにあるので注意
あと、これは楽天ポイントで注意して欲しいんところなのですが、「条件のあるポイント」を「後日」もらえるキャンペーンにエントリーで申し込んだにもかかわらず、
稀にですが、楽天側でポイントのつけ忘れがあることがあります。


こんな風に、楽天経済圏で「条件のあるキャンペーン」は本当にお得ではあるんですが、
- 条件をしっかり読んでおくことと、
- ポイントのつけ忘れがないかチェックしておくこと
この2点には、本当に気をつけるようにしてくださいね。
楽天経済圏の弱み・デメリット⑤ メールがたくさん来る
4つ目の楽天経済圏の弱みやデメリットとしては「メールがたくさん来る」という事です。


ただ、何も考えずにエントリーとかしまくっていくと、気づかないうちに、メールをたくさん受け取ることになってしまうね。
楽天からメールをたくさん受信しないための予防策
そこでここでは、「楽天からメールをたくさん受信しない」ための解決策をお伝えしますね。
- メルマガ登録のチェックは外しておく
- 必要のないメルマガは解約する
-
普段見ないメールアドレスを登録する(Yahoo!やGmailなど)

楽天サービスに申し込む時は、「メルマガ登録のチェックが入っていないかどうか」は、毎回チェックしておくと、大量のメールが届かずに済みます^^
楽天経済圏の弱み・デメリット⑥ Amazonなど、他のサービスのほうが安価で商品を購入できる場合がある
これも、楽天経済圏に入っていく落とし穴なんですが、「楽天至上主義になってしまうと、逆に損してしまう」こともあるので、ここは気をつけないといけないところですね。
例えば、楽天経済圏に入ろうと思う人は「これからは楽天市場でお買い物をしよう」と決めているかもしれませんが、この考えは少し危険です。
というのも実は、楽天市場の商品は、ポイントを差し引いても、他のネットショップより高くなる場合があるからです。
例えば私が、昨日探してた「おしり拭き」を例に挙げると、楽天市場とアマゾンの値段差はこんな感じでした。
- 楽天市場→5,335円(212ポイント)
- Amazon→3,936円

楽天市場では、稀に「楽天スーパーセール」など、ポイントバックのイベントが開催されている時期に合わせて、「元の値段」を上げてくる店舗もあったりします。

楽天経済圏の弱み・デメリット⑦ 楽天経済圏は気づかないうちに改悪される場合がある
個人的にはここが一番のデメリットかなと思うのですが、「 楽天経済圏は、気づかないうちに改悪されていく場合がある」ということです。

例えば、上で「お買い物マラソンの上限ポイントの上限が1万ポイント」だったのが、2021年のお買い物マラソンでは、上限が7000ポイントになっている。」とお話ししましたよね。

実は現在、「今までお得だった楽天サービスが、そんなにお得ではなくなってきている」という現象が楽天サービスの所々で起こっています。
しかもひっそりと。
例えば最近で言うと、
- 楽天ゴールドカードSPU(4倍→2倍)(2021年4月)
- 楽天でんきのSPU 廃止(2021年6月〜)
- 公共料金支払い時のポイント還元率(2021年6月〜)
- 楽天マガジンのポイントがたまらなくなる
など。
メモ
この背景には、「楽天モバイルの赤字覚悟の大盤振る舞いで、楽天モバイル事業が赤字になっていることが原因」だったりもするんですが、
もしかしたら、これからも「楽天モバイルの大盤振る舞いやポイントバックのしわ寄せが、他の楽天サービスの、ポイントパックの改悪に繋がっていく可能性は、大いに考えられます。
こう言った風に「楽天経済圏はお得になるけど、ひっそりと改悪される可能性もあるので、動向もしっかりチェックしておかないといけない」のは、最後の大きな注意点でした。
楽天経済圏で「楽天だから」と「盲信的」にサービスを使うのではなく、「改悪の状況」をチェックしつつ、楽天経済圏に残るべきなのかどうなのか、しっかり検討する必要があります。

ズボラ貯金の目線からしても、楽天経済圏は、他の経済圏と比べても、「楽天モバイル」や「楽天銀行・証券」を使うことによってお得になったりとか、「うまみ」もまだまだあるので、おすすめか「おすすめでないか」と言うと、まだ「おすすめより」ではあるからです。


楽天経済圏に移行する弱み・デメリットまとめ
ということで、「楽天経済圏の弱み」だったり「デメリット」についてお話をしてきました。
細々した「楽天経済圏のデメリットや弱み」は、いろいろあるんですが、やっぱりあなたに一番気をつけてほしいデメリットとしては
「楽天経済圏が改悪される可能性がある」
ということですね。
今のところは、 楽天経済圏に入っていくメリット・うまみは、まだまだあります。
ただ、正直今まで通り、「楽天のサービスだから=ポイントが溜まりやすいだろう」ということで、あまりにも盲信しすぎてしまうと
2年3年後、もしかすると今使ってる楽天サービスよりも、いい別のサービスが出ているのに、見逃してしまうっていうことにも、なりかねません。
結論としては、
「楽天サービスだから→ポイントが貯まりやすくてお得」という方程式は徐々に成り立たなくなってきつつある」
このことは、少し頭に入れつつ、楽天経済圏で、まだ「うまみのあるサービスだけ」を賢く取捨選択して使っていく、これが楽天経済圏を賢く使いこなすコツでした。
