「子供が小学生に上がったけど、学校のテストで100点を取れない。」
「何か自宅学習させた方がいいのかな?」
そんなふうに悩んでいるあなたに。
小学1年生(現在小2)のケアレスミスの多かった息子が、家庭学習だけで学校のテストでほぼ100点(満点)をとるようになったので、
役にたった家庭学習用ドリルのおすすめを、ブログで紹介しますね。
【私のプロフィール】
- 学習塾・家庭教師で小学生対象の講師経験あり
- 国公立大出身
【息子のプロフィール】
- 小1年生の頃は、満点ばかりではなく、80点〜90点を取ることも。 基本的な勉強は分かっていそうだけど、ケアレスミスが多かった
- 中学受験は考えていないが、国公立大学には行かせたい。そのために小学校の勉強は満点を取ってほしい(基礎学力はつけておいてほしい)
このブログでは家庭学習用ドリルを紹介していきますが、子供の今の学力によって、家庭学習の方法を段階的に変えるのが効果的です。
まずは、現在のお子さんの学力を以下でチェックしてみてください。
なぜ子供の実力によって、「家庭学習の方法を段階的に変えるのが効果的」なのかというと、
小学校1年生で、勉強をし始めたばかりの子供は、学校の勉強について行くだけでも精一杯。
例えば学校のテストで80点のところに、算数や国語のドリルを大量に出されたとしても、結局消化不良になってしまって、基礎学力はつかないからです。
そこで、学力別に異なるドリルをやらせる方が、結局近道なんですね。
100点近い点数を取れない場合は、まずは基礎学力強化のために、基礎学力の強化用のドリルをやらせてあげてください。
うちの子も小学校に入ったばかりの頃はケアレスミスが多く80点をとる事もあったのですが、少しずつ自宅学習を進めていったおかげで、
小学2年生になる頃には、
- 国語・算数ともにほぼ100点、
- 「ちゃんと聞いて理解する能力もある」
- 「勉強の意欲がとてもある」
と先生に褒められるようにもなりました。
それでは、うちで使ってきてよかった小学1年生用の家庭学習用ドリル、 基礎学力の強化用、応用のおすすめを紹介していきますね。
【基礎学力強化】小学1年生の家庭学習ドリルおすすめ
【基礎学力強化】国語
(写真は小2用ですが、小1用は12級です。)
基礎学力強化用のドリルは、学校の教科書に準拠しているものがおすすめです。
小学1年生ならまずは「ひらがな・漢字」を100点取れるようにすることが大事です。
うちは以下のドリルをやらせていました。
メモ
1ページ目から順に解かせていくと、小学校の学習の順番とは少し違い「まだ習ってない」という漢字も出てきます。
その場合は飛ばして解かせていました。
ページ数としては、うちは1日2ページやらせるようにしていました。
「たくさんやらせる」よりも「子供が飽きない程度の量」を目安に解かせてあげるのがポイント。
基礎学力をつけるには、たくさんやらせたり、前に進みすぎるよりも、「間違ったところを何度も復習して、間違えないようにすること」が大事です。
この漢字ドリルのおかげで、 ある程度漢字はマスターできました。
あとは、11月ぐらいに「学校の勉強の総復習」として、漢字検定を受けさせました。
漢字検定用に使っていたドリル↓
「漢字検定で満点を取る」ということを目標に、頑張って漢字を勉強していたことで、この時期に、漢字の学力がグッと上がったように思います。
また「漢字検定で実際に100点を取れた」ことで子供の自信がついたようで。
今では「自主学習ノートに、自分で漢字を何度も書いて覚えようとする」ほど、漢字学習に対して意欲的になりました。
2年生になっても自分から「小学基本トレーニング漢字」をやって「丸つけして〜」と持ってくるようにも。
結果、元々「漢字はそこまで好きでもない」と言ってたのが、「漢字大好き」になり、学校の漢字はほぼ満点で持って帰ってくるようになりました。
もし学校で漢字検定受験の募集があれば、それに向けて勉強してみるのも、お子さんの学力を伸ばす1つの手なので、ぜひ参考にしてください。
【基礎学力強化】算数
算数に関しては、うちの子はスマイルゼミとそろばんをやっていたので、もともと100点を取ることが多かったです。
ただもし子供が、学校の勉強だけでは足りなかった場合には、以下のドリル(小学 基本トレーニング 計算【12級】)をやらせていたと思います。
算数は国語と違って、間違ったところの復習 よりも、「とにかく量をこなすこと」が大事です。
この基本トレーニングシリーズは、 解説もあって量もちょうどいいので、計算が苦手なお子さんのちょうどいい練習になるので、おすすめしました。
メモ ただ、うちでは小学校に入る前からスマイルゼミをやらせていたのですが、計算に関してはドリルよりも、スマイルゼミが重宝しました。 ゲーム感覚で解ける仕組みなので「勝手にたくさん解いて、スマイルゼミ内で丸つけまでしてくれて、勝手に伸びてくれた」ので良かったです。 国語・英語・算数が入って月2,980円(税込3,278円)〜なのでかなりコスパはよく、小学2年生になっても重宝しています。
【応用】小学1年生の家庭学習ドリルおすすめ
【応用】国語
それでは次に応用編として、まずは国語のドリルを紹介しますね。
「応用編のドリル」は、小学校の国語テストで90点以上取れていて、かつ家庭学習に余裕のあるお子さんに取り入れてあげてみてください。
私は「その学年にあった学習」が大事だと考えています。
その理由はこちら↓
【弊害5つ】だからうちは小学生に先取り学習をさせない
なので「応用編」とは言っても、「年齢に合わない先取り学習をさせる」というものではなく、「小学生1年生で身につけて欲しい力」を確実に身につけてもらうために取り入れています。
その力とは何かというと「読解力」です。
国公立大学を受験するにあたって、点数の大きなウエイトを占めるのが「読解力」だからです。
うちでは読解力のドリルに以下を使っています。
(写真は小2用ですが、小1用は12級です。)
1日2ページを目安に、漢字ドリルと1日交代で解かせています。
ちなみに読解力をより伸ばすには、解くだけじゃなくて「なぜ こういう答えになったのか?」を子供に説明してもらうのがおすすめです。
うちも毎回説明してもらっていますが、このおかげか、学校では2年生になった時に「語彙力・説明能力がクラスで1、2くらいに高い」と先生に褒めてもらえるようになりました。
【応用】算数
次は算数の応用ドリルを紹介しておきますね。
算数に関しても計算式が十分に解けるようになったら、その他の「文章題を読んで解く計算」「図形問題」などのトレーニングも取り入れてみてください。
メモ
国語に関しては、「が」を「か」とかいたり、書き順が めちゃくちゃだったり、 文章題もしっかり読めていなかったりしたので、うちの子にはドリルの方があっていました。
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一方で算数に関しては、計算だけでなく、図形問題もスマイルゼミで勝手に解いてくれているので、算数は、もともとほぼ100点でした。
もし「親の手をかけられない」ということであれば、 算数に関しては スマイルゼミなどのタブレット教材に頼ってもいいかもしれません。
(国語は「 間違えたところを何度も直すのが大事」、算数は「とにかくたくさん解かせるのが大事」なため)
小学1年生の息子が100点とるようになった、家庭学習ドリルのおすすめまとめ
小学1年生の息子が100点とるようになった、家庭学習ドリルのおすすめを紹介してきました。
全てまとめると 以下の通りです。
国語(基礎) |
小学 基本トレーニング 漢字【12級】:30日で完成!先取りもできる進級式! |
国語(応用) | 小学 基本トレーニング 読解力【12級】:30日で完成!先取りもできる進級式! |
算数(基礎) | 小学 基本トレーニング 計算【12級】:30日で完成!先取りもできる進級式! |
算数(応用) | 小学 基本トレーニング 文章題・図形【12級】:30日で完成!先取りもできる進級式! |
個人的には「小学 基本トレーニングシリーズ」のドリルが、多すぎず 少なすぎず、 解説もしっかりしていて一番おすすめです。
小学校1年生用ドリルを、どれで学ばせたらいいのか迷っている方へ、参考になれると幸いです。