「幼稚園や保育園まではのびのび遊んでいればいいかと思っていたけど、小学校に入って放っておいたら、学校のテストの点数がめちゃめちゃ悪いんだけど…。
20点とか30点とかが多くて、取り返しがつかないところまで来てるよ…。」
そんな話をママ友から聞きました。
低学年のうちの基礎学力を放っておくと、小3くらいから大きく差が出てきてしまうようですね…。
うちは、中学受験は考えていなくて(高校はなるべく偏差値の高い公立高校に行ってほしいという願望はあり)。
なので元々は、低学年のうちからがっつり勉強させる気はなかったのです。
ですが、子供が保育園の頃「低学年の頃に点数が悪くなったらやばいよ〜」という話をママ友から聞いて、少し怖くなりました。
そこで、子供が保育園の頃は、ゆる〜くスマイルゼミを続けていました。
そして子供が小学1年生に上がった頃。
いざ、子供のテストの点数を見て見ると…。
例えば「が」を「か」と書いていたり。
カタカナがあやふやだったり。
「低学年のうちにつまづいていたら、小学3年生くらいから、学力の差がはっきり出てしまう。」
「友達と学力の差が出たら、余計にやる気をなくして、さらにテストの点数が悪くなってしまう悪循環になるよ。」
こんな話をママ友から聞いて「今のうちに何とかしないと!」と思い、学校の宿題とは別に家庭(自宅)学習を開始することにしたのです。
すると、 ケアレスミスがかなり目立っていた子供の点数が上がり、
今では学校のテストでは「ほぼ100点ばかり」(たまに98点などもありますが)をとるようになり、
なんと「⭕️⭕️君は語彙力が高いから、クラスのお友達にも分からないところを教えてあげている」と先生にも褒められるほどになりました。
こんなことがあったので、ぜひシェアしたいと思い、「うちで実際にやった自宅(家庭)学習」をお話ししていきたいと思います。
ポイント
私:小学生〜高校生の塾講師経験あり。国公立大学出身
うちは、中学受験も考えていないので、無理に先取り学習はさせていません。
私自身が、中高一貫校で先取り学習をしていましたが、結局(国公立)大学に入ってしまうと公立高校で先取り学習をしていない子も、私立中高で先取り学習をしていた子も、結局大学時点では横並びになったのを目の当たりにしたからです。
その経験から「小学校低学年のうちは、学校の勉強にしっかりついていけるぐらいの力があればOK(低学年のうちは遊びが優先)」「中学になってから本気になって、高校受験の勉強をしても十分対応できる」と考えています。
なので、小学校低学年のうちは「学年にあった学習で(1年生なら1年生の学習、2年生なら2年生の学習)で100点を取らせる」ことを目標にしています。
【低学年小学1、2年生の伸びた家庭(自宅)学習】国語
学校でよく100点を取るようになった息子が、自宅でやっていた国語の学習は以下の通りです。
- ひらがな(小1)
- 漢字(小1、小2)
- 文章題(小1、小2)※余裕があれば
何をどうやってやっている(いた)のか、以下で詳しくお話ししていきますね。
ひらがな(小1)
基礎的な「書き順」はスマイルゼミで習いました。
スマイルゼミを渡していたおかげで、「ざっくりひらがなは、書ける読める状態」で小学校に入りました。
ただ小学校1年生の時、ひらがながあやふやで、「が」を「か」と書いたり、ケアレスミスがとても多かったのです。
例えば「がを書きましょう」と言われると「が」とかけるのですが、「おかずの絵」が示されて「この名前を書きましょう」と言われると「おかす」と書いてしまうのです。
「これはただ単にひらがなの練習をさせても、ミスは直らないな…」
「文章を書く中で、毎回注意させないといけない」
と思ったため、下でお話しする漢字や文章題を解いている時に「見直しをしっかりすること」を何度も何度も、伝えていきました。
漢字(小1、小2)
さて、小学校1年生の途中から出てくる漢字。
学校の漢字には興味があったようで、小学校の授業を聞いているだけでも「ある程度の点数」は取ってくるのですが、やはりここでも目立つのがケアレスミス…。
そこで、 年に1回ある「漢字検定」を受けさせることにしました。
そして学校のテストで100点を取れていない子供に、漢字検定を受けさせるときの注意点として、
無理に「1つ上のの9級(1年生なのに2年生用の級)」を受けるよりかは「子供が確実に100点取れる級」を受けさせた方が、子供のモチベーションが続きやすいです。
うちの子も、1年生の時10級を受けたのですが、はじめの練習問題では ケアレスミスで、ボロボロでした。
ですが何度も復習を繰り返したおかげで、漢字検定10級では100点を取ることができました。
そしてこれがきっかけになり、「自分は漢字が得意なんだ」と自信がついたようで、その後漢字を何も言っていないのに、自主学習で勉強するようになりました。笑。
その漢字検定で「ルンルン」な気持ちのところに、「もっと漢字できるようになりたい?」と聞きました。
すると、本人のモチベーションも上がってる状態だったので「うん!やりたい!」とハッキリ。
そこで、「漢字の学習帳」を買い、練習させることにしました。
あくまで目的は、先取りではなく「学校の勉強の補足(復習)」です。
※12級(小1)からあります。お子さんの学年に合わせて、使ってあげて下さい。
子供とも復習がしやすいので おすすめです。
そしてここが重要ですが「丸付けをして間違ったところ」と、「子供にもう1回親が質問をして問題を解かせて(回答を見て買いてることがあるので^^;) 間違っていたところ」を毎回復習します。
(↑復習は「間違ったところだけ」なので 5分くらいで終わります。)
このように家庭学習で学校の補足をしていくと、1年生の頃ケアレスミスが目立ち、国語は80点から90点でしたが、 小学2年生になった頃には、漢字はほぼ100点満点を取るようになっていました。
メモ
漢字だけだと、5〜10分で終わります。
文章題(小1、小2)(※中学・高校受験を考えているご家庭で、余裕があれば)
小学校1、2年生では文章題はあまり出てきませんが、 高校受験・大学受験を考えているなら、避けて通れないのが 文章題(読解力)。
小さい頃から鍛えておくことに越したことはありません。
小さい頃から文章題を練習しておくことで、 日常会話でも友達とうまく意思疎通をすることもできるようになります。
また文章題で答えを書くときに、いまだに「が」を「か」とかいたりしますが、「見直しをすること」を徹底して伝えました。
すると、学校での文章題は、小学1年生の時はケアレスミスが目立っていましたが、最近では、文章題もほぼ満点を取ってくるようになりました。
ちなみに教材は、以下(この教材)を使っています。※12級(小1)からあります。お子さんの学年に合わせて、使ってあげて下さい。
メモ
文章題だけだと、10分〜20分で終わります。うちは、1日ごとに漢字→文章題と解かせるようにしています。
【低学年小学1、2年生の伸びた家庭(自宅)学習】算数
それでは次は算数。
「伸びた家庭(自宅)学習の方法」をお伝えしていきますね。
自宅でやっていた(いる)算数の学習は以下の通りです。
- スマイルゼミ
- そろばん(※余裕があれば)
子供が100点を取るようになるまで、何をどうやってやっている(いた)のか、以下で詳しくお話ししていきますね。
スマイルゼミ
うちの子は算数はもともと得意でした。
ただ、「算数が得意」になったのは、スマイルゼミの影響が大きいかと思います。
なぜかというと、スマイルゼミでは「ゲーム感覚で計算ができる」から。
うちの子は男の子ということもあってか「レベル上げ」だと「本気」になります。
スマイルゼミの算数は、そこをうまく刺激してくれるような「タイムを上げる」プログラムがあるんですね(詳細はここを覗いてみてください)。
何も言ってないのに、勝手にレベルを上げて 100点
「タイム」が横に出てくるので、「タイムを上げよう」と必死。
もちろん正答率も上げないといけないので、必死になっています。笑
他にも「みんとれ」という「全国の同学年のお友達と対戦するシステム」があったりして、ここでも「対戦欲」に火がついて頑張ってます。
その結果、算数の点数は、ほぼ100点で持ち帰ってきています。
算数に関しては、私はほぼ関わらず、国語のようにドリルを渡すこともなくスマイルゼミで勝手にやってもらっていますが、勝手に勝負して、 勝手に点数が上がっています。笑
「今更…」と思うかもしれませんが、月3000円くらい(塾よりはるかに安いのに、めちゃ内容濃い)で、子供が勝手に学習してくれて点数も伸びるので、かなりコスパはいいかと思います。
資料請求で詳しい内容(無料)も見れるので、参考にしてみてください。
→【無料で資料請求もできる】スマイルゼミ小学生コースの詳細はこちらで見ることができます
そろばん(※中学・高校受験を考えているご家庭で、余裕があれば)
スマイルゼミで計算に火がついた息子は「そろばんに行きたい」と言い出しました。
そしてコツコツ進めた結果、まだ学校では習っていない「かけ算」や「割り算」も得意になり、自信をつけているようです。
そろばんは集中力や忍耐力もつきますし、 先取り学習としても効果的なので、余裕があるならおすすめです。
【低学年小学1、2年生の伸びた家庭(自宅)学習】英語 ※余裕があれば
英語に関しては小学校1年生 2年生では習わないので、この章は補足です。
小学3年生、小学4年生では外国語活動が開始され、小学5年生、小学6年生からは英語がひとつの教科となります。
ただ、なぜ「先取り学習はしない主義」の我が家が、英語学習を早めに取り入れているのかというと、 英語ができると、子供の将来の可能性をグッと大きく広げてあげることができるからです。
例えば1つに、「英語ができるだけで、生涯年収が1億円(※)変わるというデータ」があります。
※以下のデータで年収500万円と700万円を比べた場合
メモ
情報サイト開発・運営の株式会社キャリアインデックスの調査では、年収700万円以上の人は約半数(48.7%)が英語での日常会話や読み書きが出来ると回答した。
年収500万円から700万円未満の人では34.0%、年収500万円未満では22.4%となり、英語力と年収の明らかな相関が見られる結果となった。
こういったデータを見るにつけ、「 大学受験だけではなく、 子供の将来のためにも、英語は必須」だと思うので、うちは英語教育も早めに取り入れています。
それでは、うちでやっている英語学習をお話ししますね。
自宅でやっていた(いる)英語の学習は以下の通りです。
- スマイルゼミ
- QQイングリッシュ ※余裕があれば
詳しく解説していきますね。
(興味づけ)スマイルゼミ
「小学3年生から始まる英語の授業について行けるように」と考えるのであれば 、スマイルゼミで十分だと思います。
スマイルゼミには「英語プレミアム」という学習項目もあるのですが、ここで楽しく英語が学べます(詳しくはここを参考にしてみてください)。
↓スマイルゼミの英語プレミアムに関しては、以下に詳しく書いたので 参考にしてみてください。
【英語初心者小1が1年で効果出た進め方】スマイルゼミ英語プレミアムは途中からでも効果あり?リアルな口コミ評判レビュー
(読み・書き・聞き取り・会話)QQイングリッシュ (※中学・高校受験を考えているご家庭で、余裕があれば)
とはいえスマイルゼミの英語はあくまで「机上の勉強」。
「余裕があれば」と書きましたが、 個人的には「学校の勉強」ではなく、「将来子供が英語を使いこなせるようになること」を考えると、こちらの方が大事だと思っています。
それは何かというと「英会話=生きた英語を使うこと」。
メモ
私の友人にも「有名国立大に入るぐらい、学校用の勉強では英語の点数はいいのに、アメリカ人と会話ができない・聞き取れない」人はたくさんいます。
私自身、センターテストは8割から9割取れていましたが、早口のネイティブの人の会話はあまり聞き取れないです。
「英語を使って仕事ができると、生涯年収が1億円上がる」というデータがありましたが、「生きた英語」を使える方が、将来は確実に役に立ちます。
なので我が家では「英会話」を重要視しています。
去年サマースクールに行ったことをきっかけに、オンライン英会話を始めることにしました。
英会話に通うと月1万円ぐらいかかるので、とりあえず月2,000円台から始められる、ここのオンライン英会話を使ってみました。
すると、当初想定していた「楽しく英会話になれてくれたら〜」という希望だけじゃなくて、楽しく、英語の単語だったり、読み書き方も教えてくれるので、
いつの間にか、1年続けただけで中学1年生ぐらいの英語力になっていました。
↓質問文を読んで意味を分かるようになりましたし、簡単な単語のスペルも書けるようになりました。
↓先生との会話にもなれたからか、今年いった沖縄のサマースクールでは、アメリカ人の先生と大の仲良しになって帰ってきました。
(昔は「英語しゃべる人、何話してるかわからないから怖い…」と逃げていたのに。)
「低学年のうちはがっつり学ぶというよりも、英語に少しでも興味を持ってほしい」と言う思いで始めたので、結果には大満足しています。
オンライン英会話でできるようになったこと
- 英語を話す人と構えずに話せるようになってほしい ←当初の目的(クリア!)
- 英語を学ぶのを楽しいと思ってほしい ←当初の目的(クリア!)
- 中1レベルの英語が読めるようになる ←思った以上の成果
- 中1レベルの英語が書けるようになる ←思った以上の成果
うちは週1回、月2,980円程度しかかけてないですが、(このスクールが調べた中で、一番コスパ良かった)こんなに成果が出たので、時間の余裕があればやらないと損くらいに思っています。
もっと早く始めておけば良かった。2人目にはもっと早く始めさせます。
「子供に生きた英語力を身につけさせたい」「中学受験・高校受験も考えている」という方は、検討してみてください。
→【こちらのページからで2回お試し無料】コスパ最強のキッズ用オンライン英会話スクール詳細を見てみる
1日の学習量は?学習時間は?
さて、学校について行けるようになる程度の【低学年小学1、2年生向け】の家庭学習の方法をお話ししていきましたが、 いろいろ疑問もあるんじゃないでしょうか。
それぞれ疑問にお答えしていきますね。
まず「学習量・学習時間」です。
これは、基本的に学校の宿題を含めて「家庭学習は、1日1時間に収まるくらい」に設定しています。
そして「勉強やりたがるようにする工夫」としては「勉強が終わったらゲームができる、テレビが見れる」とすること。
メモ
必ず報酬は「後」に持ってきています。
「ゲームをしてからスッキリして勉強に取り掛かれる」という子もいるので、 お子さんの状況を見ながらにはなるかと思いますが、うちの場合はゲームを先にすると後でダラダラしてしまうので、必ず報酬は後に持ってきています。
ゲームの力は偉大。
お子さんのレベルに合わせて、「今日は国語」とか「今日は算数」とか「⭕️曜日にこれとこれをやる」と決めて、取り組ませると、子供にも「家庭学習の習慣」がつきます。
一人一人ペースが違うので、ゆっくりに感じて焦ることもあるかもしれませんが、
一番大事なのは子供のペースに合わせること。
子供と相談しながら、ペース配分を決めてみてください。
親のサポートはどれくらい?
親のサポートは、学校の音読などを含めると、うちは平日は1日10分〜30分くらいです。
メモ
やっぱり子供の成績を伸ばすには、親のサポートは少しは必要です。
ただ子供が帰ってくる時は、毎日やることがたくさんあって、なかなかずっと「つきっきり」というわけにはいかないのが現実。
なので親のサポートは、平日は30分以内になるように工夫しています。
そして、休日に英語の復習など、+30分ほど長く時間を取って勉強を見るようにしています。
【低学年小学1、2年生の伸びた家庭(自宅)学習】まとめ
それでは、うちでやっている自宅学習のやり方、学習教材を下にまとめておきますね。
教科 | やること |
漢字(国語) |
基本トレーニング漢字を2日に1回解く ※学年やレベルに合わせて級を選んであげてください。小1は12級、小2は11級〜10級 |
文章題(国語) ※中学・高校受験を考えていて余裕があれば |
基本トレーニング読解力を2日に1回解く ※学年やレベルに合わせて級を選んであげてください。小1は12級、小2は11級〜10級 |
計算(算数) |
スマイルゼミを自由にやらせる ※「毎日1つでいいから算数はやって」と伝えている |
小学生から出てくる英語学習に慣れるため(英語) |
スマイルゼミ(英語プレミアム)を自由にやらせる ※「毎日1つでいいから算数はやって」と伝えている |
中学・高校受験・就職に対応するため(英語) ※中学・高校受験を考えていて余裕があれば |
キッズ用のオンライン英会話(QQイングリッシュ)を週1でやらせる ※出てきた単語の復習は休日にやらせる |
子供の「やる気」や「学習のスピード」に合わせて、ぜひ参考に、家庭学習をうまく取り入れてみてください。
「子供の成績が伸びた!」との報告お待ちしています^^